PSYCHIATRY HOME NURSING
精神科訪問看護について
精神科訪問看護とは
精神科の訪問看護はまだまだ十分に理解されていない側面が多くあります。
お薬を厳重に飲んでいただく事や、安否確認のためなど、病棟での生活の延長、要は管理をし続ける事を支援者はイメージしがちです。
しかしこの管理するというだけでは、回復の助けにはなりません。
住み慣れた地域におられる利用者様を患者様としてでなく、生活者として看る事。
支援者が安心したいための支援ではなく、患者様自身が安心できるたに、私達専門家の知恵やスキルを活用していただきます。
通常の訪問看護との違いは?
「病気や症状と上手くつき合い、主体的に生活をするための支援」
多くの訪問看護では、疾患の原因に焦点を当てて、問題解決のための治療が目的となる「医療モデル」が一般的です。
それに対して精神科訪問看護では、疾患治療だけに焦点を置くのではなく、生活者としての課題と環境への対処能力を高め、利用者さん自身が問題解決の力が発揮できるよう支援する「生活モデル」を重要視します。