MESSAGE
代表挨拶

世界から50年遅れた日本の精神科医療

精神保健医療の施策である、「入院治療中心から地域生活中心へ」とシフトされたのが今から15年程前ですが、まだまだ地域での精神障害者への理解やサービスは、十分とは言えません。

そのような中で、受け皿となる訪問看護ステーションの役割は、非常に大きく期待されている訳ですが、精神科領域においてはやはり、専門性の高い訪問看護ステーションをお勧めしたいと思います。

これは様々な診療科を経験した私が日々感じることです

精神疾患を経験するということ。
ここには、多くの喪失体験あります。自分という感覚の喪失、結びつきの喪失、生きる力の喪失、希望の喪失‥

これは、薬を正しく飲んだり、定期的に病院に通うことで回復するものではありません。

今体験している事象が、何からきているのかを理解をし、取り出し、一緒に眺めてみる。そして作戦会議をしながら、本人のなりたい姿に近づけていく。

このように、見えない心を取り扱う為の対話力、知識、スキルは、医療者全てに兼ね備わっているものではなく、とてもとても専門性が求められる分野なのです。

ハートフルでは、精神科病棟での基礎をしっかり身につけた、精神科専門看護師、精神科認定看護師、保健師、看護師、准看護師、作業療法士、公認心理師がスタンバイをしています。

ご本人の「したい」「なりたい」という目標を中心とした利用者主体の看護とリハビリでこころと体の両側面からアプローチをすることを大切にし、また得意としています。

予防からお看取りまで。
どんな状況になっても切れ目のない支援が継続できることをお約束します。

精神科認定看護師
管理者 渡部 貴子